型:循環論法場面:ジンクス

「このお守りは効果がある。なぜなら、効果のあるお守りだ…」のどこがおかしい?

「このお守りは効果がある。なぜなら、効果のあるお守りだから持っている人が多いし、持っている人が多いということは効果がある証拠だから」

次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?

  • A. 話のはぐらかし(論点すり替え)
  • B. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
  • C. 同じことの言い換え(循環論法)
  • D. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)

答え:C. 同じことの言い換え(循環論法)

なぜこれが答えなのか

この発言は「効果がある→だから人気がある→人気があるから効果がある」という堂々巡りの構造になっています。結論である「効果がある」を証明するために、実質的に同じ内容を別の言い方で繰り返しているだけで、なぜ効果があるのかという本質的な根拠が示されていません。これは「同じことの言い換え(循環論法)」の典型的なパターンです。A→B→Aと循環しており、論証として成立していません。

ほかの選択肢がちがう理由

  • A: 話のはぐらかしは論点を別の話題にすり替えるパターンですが、この発言は一貫してお守りの効果について述べており、話題は逸れていません
  • B: 二つに一つの決めつけは選択肢を不当に2つに限定するパターンですが、この発言にはそのような構造はありません
  • D: 偶然と原因の取り違えは相関関係を因果関係と混同するパターンですが、この発言は人気と効果の循環論法が主な問題点です

暮らしでの使いどころ

「みんなが良いと言っているから良い」「良いからみんなが選んでいる」という説明を聞いたら、ぐるぐる回っていないか確認しましょう。本当に根拠があるなら、なぜ効果があるのか具体的な理由やデータが説明できるはずです。口コミや評判だけでなく、「どういう仕組みで効くのか」を考える癖をつけると、堂々巡りの罠にはまりにくくなります。

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循環論法とは?例と見分け方

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