「この製品は環境に配慮していると書いてあった。だからこ…」のどこがおかしい?
「この製品は環境に配慮していると書いてあった。だからこれを買えば環境問題の解決に貢献できる」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 二つの出来事が同時に起きるだけで原因とは限らない
- B. 根拠から結論への話の距離が大きすぎる
- C. 中身ではなく肩書きを根拠にしている
- D. たった1人の例から全体を決めつけている
答え:B. 根拠から結論への話の距離が大きすぎる
なぜこれが答えなのか
「環境に配慮している製品」を買うことから「環境問題の解決に貢献できる」という結論は、話が飛びすぎています。環境配慮製品を選ぶのは良いことですが、一つの製品を買うことで環境問題が「解決」に向かうかは、はるかに複雑な話です。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 二つの出来事の同時発生を因果関係と誤解しているわけではありません。
- C: 製品の肩書きを根拠にしている面もありますが、主な問題は個人の購入が大きな問題解決につながるという飛躍です。
- D: 1人の例から全体を決めつけているわけではありません。
暮らしでの使いどころ
「環境に良い」「社会に貢献」という表現を見て、それを買えば大きな問題が解決すると考えるのは飛びすぎです。小さな一歩の積み重ねは大切ですが、一つの行動の効果を過大評価しないようにしましょう。
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