「毎日ジョギングするか、健康を諦めるか、どっちかしかな…」のどこがおかしい?
「毎日ジョギングするか、健康を諦めるか、どっちかしかないでしょ。中途半端な運動なんて意味ないよ」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
- B. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
- C. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)
- D. 同じことの言い換え(循環論法)
答え:B. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
なぜこれが答えなのか
この発言は「毎日ジョギング」か「健康を諦める」かの2択しかないように提示しています。これは「二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)」です。実際には、週に数回のウォーキング、ストレッチ、家事での活動量を増やすなど、様々な選択肢があります。「中途半端な運動は意味がない」という主張も極端で、少しの運動でも健康に良い影響があることは多くの研究で示されています。極端な二択を迫ることで、現実的な選択肢を見えなくしてしまっています。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 論理の飛躍は前提と結論の間に説明のない隙間があるパターンですが、この発言の主な問題は選択肢を不当に狭めている点です
- C: 因果と相関の混同は同時に起きたことを原因と結果と誤解するパターンですが、この発言にはそのような構造は見られません
- D: 循環論法は結論を前提に使って同じことを繰り返すパターンですが、この発言にはそのような堂々巡りはありません
暮らしでの使いどころ
「○○するか、△△するか、どちらかしかない」と言われたら、本当にその2つだけか考えてみましょう。健康習慣は特に「全部やるか、全くやらないか」ではなく、自分に合った程度を見つけることが大切です。「週1回の散歩から始める」「エレベーターの代わりに階段を使う」など、小さな一歩も立派な選択肢です。
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