「ガーデニングをやるなら、庭全体を本格的にデザインする…」のどこがおかしい?
「ガーデニングをやるなら、庭全体を本格的にデザインするか、もう一切やらないかのどちらかよ。中途半端にプランター1つだけ置くなんて意味がないわ」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 感情で押し切り(感情論への置換)
- B. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)
- C. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
- D. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
答え:D. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
なぜこれが答えなのか
この発言は、ガーデニングの楽しみ方を「本格的にやる」か「一切やらない」かの2択に限定しています。実際には、ベランダで小さなハーブを育てる、週末だけ花の手入れをする、季節ごとに1種類だけ育てるなど、様々な楽しみ方があります。プランター1つでも十分に園芸の喜びを感じられる人もいます。選択肢を不当に狭めて中間を認めない「二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)」の典型例です。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 感情論への置換は、怒りや悲しみなどの感情に訴えて論理を無視する誤りですが、この発言は感情ではなく「意味がない」という価値判断を述べています。
- B: 過剰一般化は、少ない例から全体を決めつける誤りですが、この発言は具体的な事例ではなく、選択肢の提示の仕方に問題があります。
- C: 論理の飛躍は根拠なく結論を出す誤りですが、この発言の問題は根拠の有無ではなく、選択肢を2つに限定している点です。
暮らしでの使いどころ
「ちゃんとやるかやらないか」「本気か遊びか」のような二択を迫られたら、本当にその2つしかないのか考えてみましょう。趣味は特に、自分のペースで自分なりの楽しみ方をするのが大切です。「中途半端」に見えても、その人にとってちょうどいい関わり方かもしれません。
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