「有名な占い師の先生が『玄関に黄色い花を飾ると金運が上…」のどこがおかしい?
「有名な占い師の先生が『玄関に黄色い花を飾ると金運が上がる』と言っていた。だからうちも黄色い花を飾れば、きっとお金に困らなくなるはず」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
- B. 感情で押し切り(感情論への置換)
- C. 肩書きだのみ(権威への訴え)
- D. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)
答え:C. 肩書きだのみ(権威への訴え)
なぜこれが答えなのか
この発言は「有名な占い師の先生が言っていた」ということだけを根拠に、黄色い花と金運の因果関係を信じています。占い師がいくら有名であっても、花の色と金運の関係について科学的・論理的な根拠があるわけではありません。相手の知名度や肩書きを理由に主張を無批判に受け入れてしまうのは「肩書きだのみ(権威への訴え)」の典型例です。内容の妥当性ではなく、誰が言ったかで判断してしまっています。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 話が飛びすぎは論理の途中段階が省略されているパターンですが、この発言の主な問題は権威者の言葉を無批判に信じている点にあります
- B: 感情で押し切りは感情に訴えて説得するパターンですが、この発言は有名占い師という権威を根拠にしており、感情的な訴えではありません
- D: 少ない例で決めつけは少数の事例から一般化するパターンですが、この発言は具体的な成功事例ではなく権威者の言葉を根拠にしています
暮らしでの使いどころ
テレビや雑誌で「有名な○○先生によると」という形の情報を見かけたら、「その人は本当にこの分野の専門家か」「根拠やデータは示されているか」をチェックしましょう。有名であることと、言っていることが正しいかどうかは別の問題です。風水や占いを楽しむのは自由ですが、大きな決断の根拠にする際は注意が必要です。
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