型:権威への訴え場面:家族会話

「テレビで有名な女優さんが『このサプリメントで膝の痛み…」のどこがおかしい?

祖母「テレビで有名な女優さんが『このサプリメントで膝の痛みが消えた』って言ってたから、私も買おうと思うの。芸能人が言ってるんだから効くに決まってるわ」

次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?

  • A. 肩書きだのみ(権威への訴え)
  • B. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
  • C. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)
  • D. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)

答え:A. 肩書きだのみ(権威への訴え)

なぜこれが答えなのか

この発言は「有名な女優が言っているから効くに決まっている」と、芸能人という肩書きだけを根拠に商品の効果を信じています。これは「肩書きだのみ(権威への訴え)」の典型例です。女優さんは演技のプロであって、医学や栄養学の専門家ではありません。サプリメントの効果については、医師や薬剤師など専門知識を持つ人の意見や、臨床試験のデータを参考にすべきです。有名人の体験談は広告であることも多いです。

ほかの選択肢がちがう理由

  • B: 論理の飛躍は前提と結論の間に大きな隙間がある場合ですが、この発言の問題は「女優=信頼できる情報源」という誤った前提にあります。
  • C: 因果と相関の混同は、たまたま同時に起きたことを原因と結果と思い込む誤りです。この発言では因果関係の分析自体をしていません。
  • D: 過剰一般化は少ない例から全体を決めつける誤りです。この発言の主な問題は、例の数ではなく「誰が言ったか」に頼っている点です。

暮らしでの使いどころ

テレビやSNSで有名人が商品をすすめているのを見たら、「この人はその分野の専門家かな?」と考えてみましょう。芸能人やスポーツ選手が健康食品を紹介していても、それは広告契約に基づく宣伝かもしれません。本当に効果があるかは、専門家の意見や科学的なデータで判断するのが安心です。

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権威への訴えとは?例と見分け方

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