「お父さんの言うことはいつも正しいんだから、黙って従い…」のどこがおかしい?
「お父さんの言うことはいつも正しいんだから、黙って従いなさい。親に口答えするなんて、私が子どもの頃は考えられなかったわ」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 論理的
- B. 感情的
- C. 混合
- D. 中立
答え:B. 感情的
なぜこれが答えなのか
この発言は一見すると理由を述べているように見えますが、「いつも正しい」という根拠のない断定と、「私の子どもの頃は」という個人的な価値観の押し付けで構成されています。なぜ父の意見が正しいのかという具体的な根拠は示されず、「従いなさい」という命令と「考えられなかった」という感情的な反応が中心です。論理的な説明がなく感情や権威に訴える形になっているため、「感情的」に分類されます。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 論理的であれば「お父さんの提案は○○という理由で妥当だから」のように具体的な根拠が示されますが、「いつも正しい」は根拠になっていません。
- C: 混合であれば感情表現と論理的根拠の両方が含まれますが、この発言には客観的な事実や理由付けがありません。
- D: 中立は感情も論理も含まない淡々とした事実伝達ですが、この発言は明らかに感情を含み、相手に従うよう求めています。
暮らしでの使いどころ
「○○だから従いなさい」という言い方は、実は理由になっていないことがあります。「お父さんが言うから」「昔はそうだったから」は根拠ではなく、権威や慣習への訴えです。家族間でも「なぜそう思うのか」を具体的に説明し合う習慣があると、お互いの理解が深まります。
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