「今月の売上が先月より15%増えたのは、新しいチラシを…」のどこがおかしい?
【発言】「今月の売上が先月より15%増えたのは、新しいチラシを配り始めた時期と重なっているので、チラシの効果があった可能性があります。ただし、季節要因など他の原因も考えられるため、もう少し様子を見る必要がありそうです」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 論理的
- B. 感情的
- C. 混合
- D. 中立
答え:A. 論理的
なぜこれが答えなのか
この発言は論理的です。まず数字(15%増)という客観的なデータを示し、「チラシ配布の時期と重なっている」という事実関係を述べています。さらに「可能性がある」と断定を避け、「季節要因など他の原因も考えられる」と別の仮説も検討しています。感情的な言葉や主観的な評価は含まれておらず、因果関係を慎重に扱う姿勢が見られます。このように根拠を示しながら複数の可能性を考慮する発言は、論理的な思考の典型例といえます。
ほかの選択肢がちがう理由
- B: 感情的ではありません。「嬉しい」「すごい」などの感情表現や、主観的な評価は一切含まれていません。
- C: 混合ではありません。この発言には感情的な要素が見当たらず、全体が論理的な構成で一貫しています。
- D: 中立ではありません。中立とは判断を保留して事実のみを述べる場合ですが、この発言は「効果があった可能性」という分析的な見解を示しています。
暮らしでの使いどころ
職場で報告や提案をするときは、この発言のように「数字→時期の一致→可能性として提示→他の要因も考慮」という流れを意識すると説得力が増します。「絶対にこうだ」と断定するより、「こういう可能性がある。ただし〇〇も考えられる」と言えると、冷静で信頼される印象を与えられます。
この型をまとめて学ぶなら
論理と感情の見分けとは?例と見分け方毎日1問、無料で出題しています
今日の1問に挑戦する