「この企画を通すべきです。なぜなら、私たちのチームが3…」のどこがおかしい?
【発言】「この企画を通すべきです。なぜなら、私たちのチームが3ヶ月間必死に準備してきたからです。みんなの頑張りを無駄にしないでください」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 論理的
- B. 感情的
- C. 混合
- D. 中立
答え:B. 感情的
なぜこれが答えなのか
この発言は感情的です。一見すると「3ヶ月間準備した」という事実を述べているように見えますが、これは企画の内容や効果を示す根拠ではありません。「必死に準備した」「頑張りを無駄にしないで」という表現は、努力への感情的な訴えであり、企画を通すべき論理的な理由にはなっていません。企画の良し悪しと、それにかけた努力は本来別の問題です。このように感情に訴えて判断を求める発言は感情的に分類されます。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 論理的ではありません。「3ヶ月準備した」は事実でも、企画の価値を示す根拠ではありません。努力の量と企画の質は別問題であり、論理的な説得にはなっていません。
- C: 混合ではありません。「3ヶ月」という数字が入っていますが、これは企画を評価する論理的根拠として機能しておらず、感情的訴えの一部です。
- D: 中立ではありません。「通すべき」という明確な主張があり、感情的な訴えも含まれているため、判断を保留した立場とは言えません。
暮らしでの使いどころ
仕事で提案や企画を通したいとき、「頑張ったから認めてほしい」という気持ちは自然ですが、それだけでは説得力がありません。「この企画で売上が〇%見込める」「顧客の〇〇というニーズに応えられる」など、内容や効果を示す根拠を用意しましょう。努力は過程、結果を示すのが論理的な説得です。
この型をまとめて学ぶなら
論理と感情の見分けとは?例と見分け方毎日1問、無料で出題しています
今日の1問に挑戦する