型:過剰一般化場面:お金

「うちの近所のAさんとBさんが宝くじで当たったんだよね…」のどこがおかしい?

「うちの近所のAさんとBさんが宝くじで当たったんだよね。だからこの売り場で買えば、誰でも当たりやすいんだと思う」

次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?

  • A. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
  • B. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)
  • C. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)
  • D. 肩書きだのみ(権威への訴え)

答え:B. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)

なぜこれが答えなのか

この発言は、近所の2人が当たったという少ない事例だけを根拠に「誰でも当たりやすい」と断定しています。宝くじの当選確率は売り場によって大きく変わるものではなく、たまたま近所の2人が当たっただけかもしれません。わずかな成功例を見て全体の傾向を決めつけてしまう「過剰一般化」の典型的なパターンです。本来なら、その売り場全体の販売数と当選数を比較するなど、もっと多くのデータが必要です。

ほかの選択肢がちがう理由

  • A: 論理の飛躍は前提から結論までの間に説明が欠けている場合ですが、この発言は「2人が当たった→当たりやすい」という一応の流れはあります。問題は事例の少なさです。
  • C: 因果と相関の混同は、2つの出来事が同時に起きることと原因結果を取り違えるものです。この発言は相関関係すら示せていない段階で決めつけています。
  • D: 権威への訴えは専門家や有名人の言葉を根拠にするものですが、この発言では近所の人の体験を挙げているだけで、権威は登場しません。

暮らしでの使いどころ

「〇〇さんがうまくいった」という話を聞くと、つい自分も同じ結果が得られると期待しがちです。でも1人や2人の成功例だけでは、本当にその方法が有効かはわかりません。「他にも同じ結果の人がどれくらいいるか」「失敗した人はいないか」を確認する習慣をつけると、お金に関する判断で後悔しにくくなります。

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過剰一般化とは?例と見分け方

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