「うちの近所のスーパー3軒が値上げしたから、日本中のス…」のどこがおかしい?
「うちの近所のスーパー3軒が値上げしたから、日本中のスーパーが値上げしているに違いない」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
- B. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)
- C. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)
- D. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
答え:B. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)
なぜこれが答えなのか
この発言は「近所のスーパー3軒」というごく限られた例だけを根拠に、「日本中のスーパー」という非常に大きな範囲に結論を広げています。3軒という少数のサンプルから全国規模の傾向を断定するのは、過剰一般化の典型例です。地域や時期によって状況は異なりますし、値上げしていないスーパーも当然存在します。身近な例が目立つとつい全体もそうだと思い込みがちですが、少ない事例から大きな結論を導くのは論理的に無理があります。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 話が飛びすぎは、前提と結論の間に説明がない場合を指します。この発言は「3軒が値上げした」という根拠は示されているため、飛躍とは異なります。
- C: 因果と相関の混同は、たまたま同時に起きた現象を原因と結果と決めつける誤りです。この発言では因果関係の話はしていません。
- D: 二者択一の罠は、本当はもっと選択肢があるのに2つしかないように見せる誤りです。この発言では選択肢の話はしていません。
暮らしでの使いどころ
「○○だから全部そうだ」と思ったとき、「いくつの例を見た?」と自分に問いかけてみましょう。特にお金に関する判断は、少ない情報で決めつけると損をすることも。ニュースで「値上げラッシュ」と報道されても、自分の行動範囲で本当にそうか確認する習慣が、賢い買い物につながります。
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