型:論点すり替え場面:メディア

「あの週刊誌の記事の内容が正確かどうかって?そんなこと…」のどこがおかしい?

「あの週刊誌の記事の内容が正確かどうかって?そんなことより、あの雑誌は表紙のデザインがいつもセンスないのよ。だから読む価値ないと思うわ」

次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?

  • A. 話のはぐらかし(論点すり替え)
  • B. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
  • C. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)
  • D. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)

答え:A. 話のはぐらかし(論点すり替え)

なぜこれが答えなのか

元の質問は「記事の内容が正確かどうか」についてでした。しかし、この発言は「表紙のデザインのセンス」という全く別の話題に切り替えて、読む価値がないと結論づけています。記事の正確性とデザインの良し悪しは無関係であり、本来の論点に答えずに別の話題で評価を下すのは論点すり替えの典型です。

ほかの選択肢がちがう理由

  • B: 二者択一の罠とは、複数の選択肢を2つに無理やり絞る誤りです。この発言は選択肢を限定しているのではなく、そもそも質問とは違う話をして答えを避けています。
  • C: 過剰一般化とは、少ない例から全体を断定する誤りです。この発言は具体的な事例の数が問題なのではなく、関係ない要素(デザイン)を持ち出している点が問題です。
  • D: 因果と相関の混同とは、2つの事象の関係を誤って因果関係と見なす誤りです。この発言はデザインと記事内容の因果関係を主張しているのではなく、論点そのものを変えています。

暮らしでの使いどころ

議論や会話で「そんなことより」「それよりも」という言葉が出てきたら要注意です。元の質問や論点から話題がずれていないか確認しましょう。特に批判を受けたときに別の話を持ち出すパターンは、意図的かどうかにかかわらず、本題を避ける効果があります。元の質問に立ち戻る習慣が大切です。

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論点すり替えとは?例と見分け方

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