「私がどれだけ毎日の献立に悩んでるか知ってるの?買い物…」のどこがおかしい?
妻:「私がどれだけ毎日の献立に悩んでるか知ってるの?買い物だって重い荷物持って帰ってきてるのよ」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 話のはぐらかし(論点すり替え)
- B. 感情で押し切り(感情論への置換)
- C. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
- D. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
答え:A. 話のはぐらかし(論点すり替え)
なぜこれが答えなのか
夫の質問は「食費を抑えられるかどうか」という家計の話でした。しかし妻の返答は「献立の苦労」「買い物の大変さ」という自分の努力の話にすり替わっています。もちろん日々の苦労は事実かもしれませんが、それは食費を抑えられるかどうかの答えにはなっていません。論点をずらして別の話題で返すのは、典型的な論点すり替えです。
ほかの選択肢がちがう理由
- B: 感情で押し切りは、怒りや悲しみで相手を黙らせようとする論法です。この発言には不満のニュアンスがありますが、主に「自分の苦労」という別の話題を持ち出しており、感情そのもので押し切っているわけではありません。
- C: 二者択一の罠は「どちらかを選べ」と迫る論法です。この発言にはそのような二択の構造はありません。
- D: 論理の飛躍は、前提から結論へのつながりがない場合です。この発言はそもそも元の質問に答えていないので、飛躍以前に論点自体がずれています。
暮らしでの使いどころ
家族との会話で「ちゃんと答えてもらえていない」と感じたら、相手が話題をすり替えていないか確認してみましょう。ただし、すり替えの裏には言いにくい本音が隠れていることも。「それは大変だよね。でも元の話に戻ると…」と両方を受け止める姿勢が、建設的な会話につながります。
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