型:論点すり替え場面:健康

「健康診断で血圧が高いと言われたけど、そもそも病院の検…」のどこがおかしい?

「健康診断で血圧が高いと言われたけど、そもそも病院の検査機器って本当に正確なの?私が使ってる家庭用の血圧計では正常だったし」

次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?

  • A. 肩書きだのみ(権威への訴え)
  • B. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)
  • C. 話のはぐらかし(論点すり替え)
  • D. 少ない例で決めつけ(過剰一般化)

答え:C. 話のはぐらかし(論点すり替え)

なぜこれが答えなのか

この発言は「血圧が高い」という健康上の指摘に対して、それにどう対処するかではなく、「検査機器の精度」という別の話題に論点をずらしています。本来は血圧が高いことへの対応を考えるべきなのに、機器の信頼性という枝葉の問題に焦点を移すことで、本質的な問題から逃げています。これは論点すり替えの典型パターンです。

ほかの選択肢がちがう理由

  • A: 権威への訴えは、専門家や有名人の意見を無批判に信じるエラーです。この発言では権威者の意見を根拠にしていません。
  • B: 因果と相関の混同は、2つの出来事を原因と結果として誤って結びつけるエラーです。この発言にはそのような因果関係の議論がありません。
  • D: 過剰一般化は、少ない例から広い結論を出すエラーです。この発言の問題は一般化ではなく、話題を変えて本題を避けている点にあります。

暮らしでの使いどころ

自分にとって都合の悪い指摘を受けたとき、つい別の話題に逃げたくなることがあります。「そもそも~」「でもそれって~」と話が変わりそうになったら、一度立ち止まって「元の話は何だったっけ?」と確認する習慣をつけましょう。健康に関することは特に、不都合な事実から目を背けないことが大切です。

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論点すり替えとは?例と見分け方

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