「おじいちゃんが生きてたら、きっとこの家を売ることに悲…」のどこがおかしい?
「おじいちゃんが生きてたら、きっとこの家を売ることに悲しむわ。だからこの家は絶対に売っちゃダメよ」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 肩書きだのみ(権威への訴え)
- B. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
- C. 感情で押し切り(感情論への置換)
- D. 偶然と原因の取り違え(因果と相関の混同)
答え:C. 感情で押し切り(感情論への置換)
なぜこれが答えなのか
この発言は、「おじいちゃんが悲しむ」という感情的な理由だけを根拠に、家を売るべきでないと主張しています。家を売るかどうかは、維持費や相続税、家族の生活状況など様々な現実的要素を考慮して決めるべき問題です。故人の想像上の感情に訴えて結論を押し通そうとするのは、感情論への置換の典型例です。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 権威への訴えは専門家や有名人の発言を根拠にすることで、亡くなった家族の感情を持ち出すこととは異なります
- B: 論理の飛躍は前提と結論の間に隙間があることですが、この発言の問題は感情を根拠にしている点です
- D: 因果と相関の混同は2つの事象の関係を取り違えることで、この発言には該当しません
暮らしでの使いどころ
家族の思い出が絡む決断は感情的になりやすいものです。「おじいちゃんならどう思うか」と考えること自体は大切ですが、それだけで結論を出すのは危険です。「気持ちは分かるよ。でも現実的なことも考えてみよう」と、感情と現実の両方を整理する時間を設けると、後悔の少ない決断ができます。
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