「このダイエット法を信じないなんて、痩せたいという本気…」のどこがおかしい?
「このダイエット法を信じないなんて、痩せたいという本気の気持ちがないんじゃない?本当に痩せたいなら迷わず始めるはずでしょ」
次のうち、この発言に含まれる論理的な問題点はどれでしょう?
- A. 話が飛びすぎ(論理の飛躍)
- B. 二つに一つの決めつけ(二者択一の罠)
- C. 同じことの言い換え(循環論法)
- D. 感情で押し切り(感情論への置換)
答え:D. 感情で押し切り(感情論への置換)
なぜこれが答えなのか
この発言は、ダイエット法の効果や安全性という論理的な検討をすべきところで、「本気の気持ちがない」「迷わず始めるはず」と相手の感情や意欲に訴えて説得しようとしています。方法の良し悪しを証拠で示すのではなく、やる気があるかないかという感情面に話をすり替えており、これは感情論への置換の典型です。
ほかの選択肢がちがう理由
- A: 論理の飛躍は、途中の説明なく結論に飛ぶエラーです。この発言は飛躍というより、そもそも論理ではなく感情で押している点が問題です。
- B: 二者択一の罠は、選択肢を2つに限定するエラーです。この発言にも二択の要素はありますが、より顕著なのは感情への訴えかけです。
- C: 循環論法は、同じことを言い換えて堂々巡りするエラーです。この発言は堂々巡りの構造ではありません。
暮らしでの使いどころ
「本当に○○したいなら~」「本気なら~」という言い方をされたとき、それが論理的な説明の代わりに使われていないか注意しましょう。やる気や気持ちと、方法の正しさは別の問題です。どんなに熱意があっても、効果のない方法は効果がありません。
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